【コラム】AI査定は信用できる?
- fujiken32
- 1月15日
- 読了時間: 3分
この数年で画期的に進化している「AI(エーアイ)」。 AIというものができ始めた頃は、まだ私たちの生活からは遠く、専門の企業が利用しているような印象がありました。 しかし2022年にリリース開始された「ChatGpt」を皮切りに、私たちの生活においても身近な存在になりましたね。前回のコラムの一文に、「掲載コメントをAIに任せることができる」と書かせていただきましたが、査定においてもAIを利用できることをご存知でしょうか??
不動産会社に連絡をせず、数分で結果がわかる手軽さは魅力ですが、その数字をそのまま信じてしまうのは要注意です。
▶AI査定の仕組みとは?
AI査定は、過去の成約データや物件情報をもとに、似た条件の住宅から自動で価格を算出する仕組みです。つまり、**あくまで統計的に導き出された“推定値”**なんです。
たとえば、「土地の形」「日当たり」「前面道路の広さ」「近隣の環境」など、現地を見なければわからない“プラス要素・マイナス要素”までは判断できません。
筆者自身、過去に中古住宅の査定の際に、何度かAI査定サービスを利用してみたことがありますが、使用された成約事例に「リフォーム済住宅」がありました。
同程度の築年数ではありましたが、査定するのは「現状の住宅」です。これに「リフォーム済住宅」を成約事例として使用するわけにはいきません(参考資料としてお客様にお見せする分には良いと思います)。
該当の成約事例を削除し、再計算したところ、最初に出てきた査定価格よりも数百万円下落してしまいました。
▶現場でしかわからない価格の差
同じ100坪の敷地でも、駐車スペースとして利用されているのか、あるいは家庭菜園のような畑利用がされているのかなど、標津町や中標津町のように土地の形状や敷地条件に個性がある地域では、価格が数百万円単位で変わることもあります。
AI査定ではこの差が反映されにくいため、「思っていたより高い」「実際の査定では下がった」というケースが少なくありません。
▶正確な価格を知るためには?
AI査定は“きっかけ”として使うにはとても便利です。
ただし、実際に売却を検討する段階においては、現地を見た上での査定が不可欠。建物の状態や周辺環境、買主様が魅力を感じるポイントをしっかり見極めてこそ、現実的で納得できる価格が見えてきます。
▶まとめ
AI査定は便利な時代のツールですが、最終的に価格を決めるのは、地域や家を一番よく知っている“人の目”です。「自分の家はいくらくらいなんだろう?」と思ったら、まずはAI査定でおおよその目安を知り、そのうえで地元の不動産会社に相談してみるのがベストです。
脱線しますが、AIが発達してきた頃にアマゾンプライムで、某名探偵コ○ンの6作品目の映画を見たのですが、こういった体験ができる時代がもしかしたら本当にやってくるのかも?と思いました(笑)



