【コラム】不動産売却は広告掲載が大切
- fujiken32
- 10月11日
- 読了時間: 4分
不動産の広告でまず目に入るのは「写真」。
同じ家でも、どんな写真を掲載するか、どんなコメントを書いていくかで“印象”はまったく違って見えます。
「写真をきれいに撮る」
「物件のコメントを書く」
これはお客様の大切な資産をお預かりする以上、当たり前のことです。
でも実は、ちょっとした違いにより、お問い合わせの数が大きく左右されることをご存知でしょうか?
▶写真は「見せる」ではなく「伝える」
当社では、お預かりした物件の写真を撮影するときに、家探しをされているお客様に魅力に感じていただけることを意識しています。
ただ部屋を明るく撮るだけではなく、「この窓から見える景色」や「光の入り方」など、その家ならではの魅力を感じられる瞬間を大切にしています。
▶写真は「住む人の目線」で。
物件の魅力を引き出すには、“住む人の目線”で撮ることがポイントです。
たとえば、台所の写真を撮るとします。
キッチン単体の写真だけでも良いのですが、それではまるでカタログのような広告になってしまいます。
キッチンスペース、キッチンからの眺め、食洗機、コンロはガスなのかIHなのか、レンジフードはどのような形なのか、、、など、「台所」といえど、お伝えしたい内容はたくさんあります。
とくに「キッチンからの眺め」の写真は、これまでのお客様から好評をいただいております。「キッチンからリビングがこう見えるんだ!」そんな“日常のワンシーン”を感じられる写真こそ、見る人の心を動かします。
▶広告づくりへのこだわり
当社では、撮影から広告掲載までをすべて物件の担当者が行っています。
写真の明るさ・並び・キャッチコピーやコメントまで、“どうすれば一番この家らしさが伝わるか”を考えて仕上げています。
とくにこだわっている点が、「並び」「キャッチコピー・コメント」です。
「並び」については、外観→外回り→玄関→玄関ホール→、、、、というように、お客様が玄関から入ってきて順に見るであろう並びで掲載するよう心がけております。
「キャッチコピー・コメント」については、物件によってさまざまな内容で作成しています。
・ネットで家探しをしているときにおもわず目が留まってしまうようなキャッチコピー
・住んだあとのイメージがわくようなコメント
・こういう人に住んでもらえたらうれしいなというような内容
です。
たとえば
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例1「南向きのリビングで日当たり良好!」
例2「物置があるのでBBQグッズなどもしまっておけます!」
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上記ではありきたりな内容ですし、事務的な文章に感じてしまいます。
当社では以下のように書いています。
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例1「家族みんなが集まるリビングには、日中から夕方にかけてたっぷりと陽射しが入り込んできます。」
例2「玄関からの動線も短く、サッとBBQ用品を外に並べて、休日も楽しくお過ごしいただけそうです!」
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言いたいことは同じでも、ちょっとした言葉の工夫で、見た人の「このお家、見てみたい!」というスイッチが入るのです。
その積み重ねが、広告反響の差となって表れてきます。
実際、同じ物件でも撮影やコメントを見直しただけで、アクセス数や問い合わせ件数が倍になったケースや、1年以上販売されていた物件が、当社に販売をお任せいただいてから3ヶ月以内に成約に繋がったケースもございます。
こうしたこだわりを評価していただき、普段から利用している不動産検索サイト【不動産連合隊】の運営会社である株式会社ラルズネット様から、今年の6月に、リニューアル版のモニターとして声をかけていただきました。
広告に本気で向き合っている会社として評価いただけたことは、ふぁいんホーム不動産の自信でもあります。
▶1枚の写真が、ご縁をつなぐ。
写真はただの“物件情報”ではなく、「この家に住んでみたい」という気持ちの入口。
だからこそ、どんな写真を撮るか、どう伝えるかにこだわりたいと思っています。
今はAIの時代ですので、AIにコメントのすべてを考えてもらう企業も増えているそうです。
時間的なコストを考えればたしかに早いです。
しかし、お客様の大切なご自宅を、せっかくお任せいただいたからには、自分自身の気持ちも乗せて皆様にお届けしたいと思っています。
家をただ売るのではなく、【大切に住んでいただける方と出会うための広告を作っていく】そんな気持ちを込めて、これからも精進してまいります。
標津町、中標津町でご売却をお考えのみなさま、お気軽にご相談いただければと思います。





