【コラム】家を買うのは勢いも大事!?
- fujiken32
- 11月28日
- 読了時間: 3分
「もう少し考えようかな…」「今はまだ早いかも…」
家探しをしていると、そのように迷ってしまうこと、ありますよね。
でも実は、家を買うタイミングは、“条件”よりも“気持ち”で決まることもあるんです。
もちろん、住宅ローンの金利や相場の動きも大切です。
ただ、それ以上に大事なのは——「この家で暮らしたい」と思えた瞬間を逃さないこと。
▶勢いは「後悔のもと」ではなく「決断の力」になる理由
家を買うのは人生で大きな決断ですので、慎重になるのは当然です。
しかし、長く迷いすぎると、せっかくの良い物件が他の人の手に渡ってしまうことも。
私たちの経験上、「勢いで決めた」というお客様の多くが、実はその“勢い”の前に、何度も物件を見て・考えて・比べてきています。つまり、それは“準備のある勢い”なんです。
▶「今かも、、、」と感じたら行動してみる
あるお客様も、最初は「そこまで急いではいないんです」とおっしゃっていました。
でも、ある一軒をご内覧いただいた際に「ここに住みたい!」と感じたそうです。
内覧が終わり、その日の夕方。
「さっき見た家、明日もう一回見学することはできますか?」とご連絡をいただきました。
翌日再度ご内覧いただき、その場で購入申込をいただき、無事その家を購入されました。
数ヶ月後に、その後の様子が気になりお話を聞くと、「思い切って決めて良かったです!」と笑っていました。
その“勢い”がなければ、今の暮らしはなかったかもしれませんね。
▶「勢い」と「無理」は違う
勢いで決めることと、無理をすることは別です。
「勢い」はたとえば
「もう少しほかの家を見てみたい気持ちもあるけど、妻も子供も喜んでくれている。よし!この家に決めよう!!」というような状況。
「無理」はたとえば
「あと200万円上乗せできればこの家を買えるんだよな、、、。住宅ローンで払っていくわけだし、貯金を切り崩してこの家にしよう!」というような状況です。
無理をすることにより、家を買うことはできるかもしれません。
ただ、家は買って終わりではなく、むしろスタートになります。
せっかく買った家なのに、その後の生活がままならない、、、という状況は避けたいですよね。
「無理」ではなく「勢い」のある決断ができるように、今できること(資金計画やローンの審査など)をしていくことがとても大切です。
▶まとめ
ローンの返済計画や生活のバランスを考えたうえで、心が前に動いたとき——
その瞬間が、**あなたにとっての“買い時”**なのかもしれません。
家選びは情報だけで決められるものではありません。
条件を満たす家は他にもあるかもしれない。
でも、“自分の気持ちが動いた家”は、そうそうありません。
もし今、「ちょっと気になる」「なんかいいかも」と感じる家があるなら、それは未来の自分からのサインかもしれません。その気持ち、ぜひ大切にしてください。



