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【コラム】売却時のリフォームは必要ない!?

  • fujiken32
  • 2024年5月7日
  • 読了時間: 3分

査定依頼をいただいたお客様からよく「リフォームしてから売った方がいいの?」と聞かれることがあります。私自身も、この業界に勤める前はそのように感じていました。

しかし結論から書くと、「一概にそうではない」というのが今の私の考えです。

たとえば、ストーブやボイラーが壊れているから直すというような場合は、直してからの販売(もしくは販売中に直す)が望ましいといえます。


私が伝えたいのは、クロスやフローリングの貼替・外壁屋根の塗装など、大掛かりなリフォームは、あえて行わない方が良いということです。

その理由を解説していきます。


▶①買主様の自由度を狭めてしまうから

クロスなどの貼替を行っておくことで、買主様からの印象は良くなると思います。

ただ、昨今のDIYブームもあり、中にはご自身で自由に行いたい(もしくはリフォーム業者に任せるけどデザインは自分好みにしたい)という需要があります。

つまり、先にリフォームを行うことで、こういった方からの反響を逃してしまうリスクが生じます。


▶②リフォーム金額の支払い

引渡し前のリフォームになりますので、基本的には売主様がリフォーム費用を負担しなければなりません。ただ、売主様の本音としては、売れたお金でまかなえたら嬉しいと思います。いつ買い手がつくか分からない状態だと、売主様が持ち出ししなくてはなりません。貯蓄に余裕がある方は、売れやすくするために先にリフォームを行うことを検討できますが、なかなか難しいという方が多いかと思います。


とはいうものの現状だと室内もボロボロだし、買い手が見つかるわけないと思われている方には【リフォーム条件付販売】という方法をおすすめいたします。



▶リフォーム条件付販売とは?

あらかじめ決めていた範囲に限り、費用は売主様負担ですが、デザインについては買主様が決めるという方法です。

この販売方法でよく見るのは以下のような条件です。

(1)全室クロス貼替

(2)キッチン、トイレ、洗面化粧台、お風呂交換

(3)外壁屋根の塗装

などなど。

たとえば(1)なら、「クロスの貼替費用は売主様が負担するけれど、デザインは買主様が自由に決めていい」ということです。当然、クロスの貼替以外のリフォームについては買主様負担です。


このような販売方法だと、実質リフォームしたあとの物件とさほど変わりありません!

売主様からすると、リフォーム費用を先に支払うリスクがなくなり、買主様からすればデザインは好みのものを選べるというメリットがあります。

ただし、この方法で販売をするには、自社でリフォームも行える不動産会社でないと現実的には難しい方法となりますのでご注意ください。


▶宣伝

ふぁいんホーム不動産では、自社でリフォームをおこなえますので、上記のような販売方法も可能です。

売却相談・リフォーム相談をワンストップで行えますので、お客様としても時間を無駄にすることがありません!


 
 

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