早速ですが、「保証人」「連帯保証人」、似た言葉ですが、意味の違いをご存知でしょうか??
今回のコラムを読んでいただくことで、これまでほとんど同じでしょ?と思われていたあなたも、はっきりと違いがわかるようになります!
もしかしたら友人やご家族にどや顔できるかもしれません笑
▶そもそも保証人とは?
保証人も連帯保証人も、ざっくりといえば契約者本人に支払い能力がない時に、代わりに支払いをする立場です。
おそらく多くの方が、このことは認識しているのではないでしょうか?
▶大きな違いは「責任感の重さ」
どちらが責任が重いかと聞かれたら、ほとんどの方が連帯保証人のイメージをお持ちかと思います。
そのイメージは正しいです!
では具体的にはなにが違うのでしょう?
ここでは賃貸住宅の家賃滞納を例に挙げて説明します。
▶想像してください
掃除機をかけながら何気ない日常を過ごしていたあなた。
突然、わが子が借りているお部屋の管理会社から連絡が!
管理会社「お子さんが家賃を滞納されておりまして、その件でご連絡しました。」
でもあなたはふと思いました。
あなた「(あれ?でもあの子、この前貯金がかなり貯まってきたって言ってたよな。)」
あなた「あの子、貯金貯まってると思うからもう一回確認してみてください!」
▶ここで!保証人か連帯保証人かの違いがうまれます!
「保証人」である場合は、上記のように再度本人に支払いをしてもらうようお願いができますが、「連帯保証人」の場合はそれができなくなります!!
つまり、上記のような連絡がきてしまった場合、まずは連帯保証人が滞納分の家賃を支払わなくてはなりません。
連帯保証人は、契約者本人と同じ立場になって滞納分の家賃に対する責任がうまれるわけです。
「簡単に連帯保証人にはなるな!!」という言い伝えはこれが原因ということですね。
▶まとめ
わが子のことならそこまで深く考えない方が多いと思いますが、知り合いや友人に連帯保証人になることをお願いされた場合は、よくよく考えたうえでご契約ください!
サインするのは簡単ですが、万が一の時に困るのはあなたなんです。