◆日銀の利上げのニュースが報道されました
コロナウィルスや、ウクライナ侵攻などの問題により生活にかかわる食べ物や電気・灯油などのライフライン、そして生活用品のほとんどが値上げされていますよね。
建築費用も例外ではありません。
数年前と比べ、住宅の新築・購入のハードルが高くなってしまった現在、追い打ちをかけるように発表されたのが、日銀によるマイナス金利の解除です。
ざっくりいえば住宅ローンの金利が上がってしまうということです。
住宅ローンは借入金額が数千万円になることが多く、金利が少しだけ上昇した場合でも、総返済額に大きく影響を受けます。
借入条件によっては、0.1%変わるだけで総返済額が100万円単位で変わることもあります。
◆金利の急上昇は考えられるのか?
あくまでも予想になるので参考程度にご覧いただけたらと思うのですが、個人的には急上昇することは無いのではないかと思っています。
理由としては、国民の所得が上がっていないからです。
金融機関からすると住宅ローンは商品のひとつですから、所得が上がっていない中、金利を急上昇させると、借りたいという方が激減します。それは避けたいのが本音のはずです。
また、今まさにローンの返済をしている方からしても、急上昇されると、返済が難しくなります。それは金融機関としてもリスクになります。
◆ゆっくり上昇していくのではないか?
金利の急上昇はなくても、ゆっくり上昇することはほぼ確定と思っています。
そういったなかで、どうすれば少しでもお得に家を購入できるのか?
今のうちに買うことです。
なぜなら、金利だけではなく、住宅ローン控除や子育てエコホーム支援事業などの制度はいつまでも続くわけではないからです。
不確定な未来を予想して動かず、今の生活になにかしらの不満を抱えるくらいなら、今の状況・今ある制度をうまく利用して少しでもお得に家を購入されることをおすすめいたします。