「今よりも綺麗な家に住みたいな」
「子どものために今よりも住環境をよくしよう」
住替えというと新しいお家への期待がありますが、引越し後に「失敗した」「後悔した」と嘆く方が一定数いるのも事実です。
このコラムではよくある失敗例やその対策をまとめていきます。
▶失敗例その1・・・資金計画
たとえば今の家が希望価格で売却できず、資金計画が崩れてしまったという方がよくおります。
この失敗例で多いのが、先に新しい家を購入している場合です。
今の家のローンは売却できたお金で完済できると思っていたのに、希望価格で売却できず、ローンが残ってしまうケースが起こり得ます。
【対策】
先に売却出来てから住替え先を購入すると良いといえます。
手元に資金がある状態なら、資金計画が崩れることはそうそうないと思います。
リスクを承知のうえでも、先に買いたいという場合は、購入する物件の借入額等は余裕を持たせるのがおすすめです。
▶失敗例その2・・・物件選び
引越し期限が迫り、新居を妥協してしまう方もおります。
というのも、期限に間に合わない場合、「仮住まい」の期間が発生するからです。仮住まいの期間が長くなるほど、家賃が想定よりかかり、先に記述した「資金計画」が崩れてしまう可能性もあります。
また、焦ったことにより、物件のみを見て判断した結果、周辺環境が悪くなってしまったという失敗例もあります。
【対策】
売却を急がず、じっくりと売却期間を設ける事が理想的です。
また、持ち家の売却価格をある程度把握することで、購入先の資金計画を立てやすくなります。
おおよの金額を知りたい場合は「簡易査定」を、ある程度正確な金額を知りたい場合は「訪問査定」を依頼しましょう。
▶まとめ
住替えは売却と購入が一度に重なる為、きちんと計画を立てないとほとんどの確率で失敗してしまいます。
個人間での売買になればなおさらリスク回避が難しくなりますので、プロの不動産会社への相談をおすすめいたします。